人財育成、組織変革、風土調査の「OBT（オン・ザ・ビジネストレーニング協会）」

課題解決による教育の目的

現実の経営上の課題に対して、参加者が自ら解決策を考え、実行・検証・問題解決を行うことで、個人または組織として学習し、組織能力の向上につなげる一連のプロセスと定義できます。
本教育は、学習内容と現実問題との乖離を解消し、経験を通して行動の変化を促すことを目指しております。
そのためには、扱う対象が現実的な課題とリンクしており、そのプロセスで試行錯誤の経験ができ、それについてのレビュー、検証を行えることが、課題解決による教育の要件として重要となってきます。
「あらゆる教育は経験を通じて得られる」という考え方を具現化しております。

課題解決による教育の内容

●全社的テーマ、組織横断的課題
組織業績の向上を目的とした変革に伴う「全社的テーマ」「組織横断的テーマ」を課題として設定します。
全社的課題なので、どの職種の参加者でも同じように参加しうるという利点があります。

●現場の課題
参加者一人一人がそれぞれの現場の生の課題を持ち寄ります。
例えば、
（1）参加者の組織の業績をいかに向上させるかの施策の立案と実施
（2）参加者の携わる業務プロセスの見直し改善
（3）組織のメンバーの能力向上をいかにして図るか

等といったテーマがございます。これが従来のケーススタディ等とは大きく異なる点です。

進め方

現場を離れた教育の場で現場の現実的な問題について検討し解決策を生み出し、それを現場に戻って実践し、再び現場を離れた場で検証を行い、新たな解決策を生み出します。
そしてこのサイクルを通じて参加者と組織学習を高めながら組織的成果を生み出すこととなります。

＜求められる背景＞
（1）予測不可能な課題に対して的確な解決策の策定が出来、自社に必要な変革を迅速に実行し、実践を通じて学習する組織能力の開発が必要です。
（2）従来の、集合研修による知識習得、ケーススタディ等は、必要な知識を得ることは出来ても自社に必要となる戦略や自社の課題に対する的確な解決策を考え出すこと並びに実行するには役に立ちません。