OBT 人財マガジン
2008.09.24 : VOL53 UPDATED
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【変わる教育の現場】民との戦いに勝つために①
経営統合やM&A、政治・技術・医学など、あらゆるところで変化が起きている。
その変化は、間口の広さや奥行き、またスピードの速さなどの点においても、競争激化となっている。
官から民へ
広義の民営化の一手段として、1999年に公布され近年の都市再開発に活用されているPFI法。また2003年に施行された公の施設の管理・運営を、法人その他の団体に代行ことができる指定管理者制度などは、急速に進行した公営組織の法人化・民営化の大きな変化である。
「官から民へ」の大きな流れの中、経営形態が変化し、民間企業・NPO法人などとの競争に打ち勝つために、人財の革新と組織変革に取り組む地方公共団体や外郭団体があります。
教育の目的
初期段階では、『民間との戦いに勝つために』管理職候補に教育を実施したことがないので研修を実施したい、また管理職としての基礎の教育に顧客満足の向上というテーマを取り入れたいということでした。
管理職としての基礎教育を実施すれば、顧客満足の向上について教育すれば、現実の場面でできるというものではありません。「ものの見方・考え方」が重要なのです。
・この組織をどうしていきたいのか。
・この組織の中で何をしたいのか。
・どういう顧客に対して、どんな価値を提供したいのか。
・どういう考え方で、ビジネスをやるのか。
・どういう考え方で、マネジメントをやるのか。
・どういう考え方で、仕事をするのか。
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検討を重ねる中で、『我が団体が民との戦いに勝つために』、「現在の競争環境をどう考えるか」「顧客や競合をどう考えるか」。その上で、自分達の何をどう変えていかなければいけないのか、変えていくべきなのかを明確にしていくトレーニングがスタートしました。
議論1.我々を取り巻く環境の変化を考える
少子化による世界最速の人口減少は重要減少となり、持続的な縮小圧力は競争激化となる。我々を取り巻く需要減少の例を他業界も含め、見ていきます。その中において、公共の病院や図書館などの公的施設を民間が運営している例などを提供し、議論を重ねていきました。
・これだけ需要が減少していたとは知らなかった
・自分の仕事周辺には関心が深いが、世の中で起きていることに関心を持っていなかった
・この組織の仕事は民間には無理だと思っていたが、そう言い切れない
・お客様のためにと日々考えてきたが、自分の業務内のことで発想していた。
・このままでは、次の競争にはとても勝てない。この機会に皆で真剣に考えたい
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など、日常の業務の中では目の前のことばかりだった自分や、組織全体のことを考えたり、自ら考えることを十分してこなかった自分を振り返り、危機感を言葉にしていました。
*続きはこちらにどうぞ。
【変わる教育の現場】民との戦いに勝つために②
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