OBT 人財マガジン

2013.03.27 : VOL160 UPDATED

編集後記

  • 評論家になるな、実務家になれ

    いくら素晴らしいアイデアを思いついても、行動しなければ何も始まりません。
    そして、実行しなければ何の価値にもならず、売上を上げてくれることもありません。
    また、新しく思いついたアイデアも「後でやろう...」と、寝かしておくと
    時間が経つにつれ、新鮮さがなくなり、思いが薄れてきて、
    結局何もしないということはないでしょうか。


    もしくは、アイデアはあるが、自分の考えている枠内で『あーだ、こーだ』
    出来ない理由や不安を言っていることはないでしょうか。


    結局、それらは自分の『思考』であり、新たな芽を摘んでしまう
    結果になっていると思います。
    自身の今までの仕事のやり方、仕事のペース、考え方等々に縛られていては、
    何も変わりません。


    今回お話をお伺いしたTESSEIさんでは、
    「二流、三流の戦略でもいいから一流の実行力を持とう」というお考えのもと
    現場から上がってきた提案に対し絶対に『NO』とは言わず、
    難しい提案の場合でも代替案をだし、本社と現場が一体となって
    改善力を高めてきたといいます。


    つまり企業全体が、小さな変革を進んで取り入れ、それを行動にして行った
    結果なのではないかと思います。


    現場、または他人のアイデアに対し、あれこれ自身の考えを語ることは出来ても、
    それらを実現に向けて行動に移すことは非常にパワーがいることだと思います。


    しかし、それが出来るからこそ、強い企業(人)になれる。


    その行動力、そして思いこそが、何よりも重要なのではないかと思います。


    あなたは評論家になりたいですか?それとも実務家になりたいですか?





                                          OBT協会 菅原加良子

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