OBT 人財マガジン
2006.12.12 : VOL13 UPDATED
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「可能性に気づく」ということ ②
前回の「現場ドキュメント」で、
「自分の可能性に気づいてもらうこと」―それが、女性が生き生きと活躍するための、スタートではないでしょうか。
と記載をさせていただきました。12月4日付けの日経新聞では、以下の記事が掲載されておりました。
「リクルートは12月4日、20歳~40歳代の働く女性(年収130万円以上)を対象に、仕事についてアンケート調査した結果を発表した。それによるとこれら働く女性の49.6%は管理職志向を持っているという。」
詳細を調べたところ、管理職に積極派の女性の6割が、「やったことのない仕事」を通して「新しい自分を発見」した経験がある。と答えています。
また、管理職積極派女性の、その他の回答は
「通常の仕事内容よりも難しい仕事を任されたことがある」(58%)、
「限界を超えていると思われる量の仕事を、何とか頑張って全て終わらせたことがある」(43%)、
「周囲からの期待」(58%)「この人みたいになりたいと思える人を見つけたことがある」(38%)
との結果が出ていました。これらの結果から、「新しいことに挑戦すること」「目の前に起こることを、チャンスだと思えること」「自分を取り巻く環境」が、より前向きな気持ちを醸成するのだと感じました。
― 先日、サービス・マナーの講師をしている方とお話をした際、このようなことをおっしゃっていました。
「マナーを知らないから教育してください。というご依頼をいただく事が多いですが、本当にマナーを知らない人って実は少ないんです。マナーができない人は、マナーのテクニックを知らないのではなく、なぜそのマナーが必要かを知らないだけ。考える機会を与えられていないだけなんです。」女性が仕事の選択をする時も同じではないかと思いました。自分の仕事や可能性について、本気で考えたら(考える機会を与えられたら)、仕事の幅を限定することもなく、自分にとってベストでシンプルな答えを見つけることができるのではないでしょうか。
On the Business Training 協会 伊藤 みづほ
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