OBT 人財マガジン
2011.05.11 : VOL115 UPDATED
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チャレンジする企業としない企業の組織風土
今回お話を伺った株式会社サイボウズでは、
"100人・100通り"の人事制度を目指していらっしゃるそうです。
通常の企業では、社員が会社の人事制度に従うことが一般的とされていましたが、
サイボウズでは、会社が社員一人一人、自分にあった働き方を選べるという形をとり、
現在離職率の低下やコストダウンなど、よい方向へと進んでいるそうです。
こういった制度導入について、深くお話をお伺いしてみると、
やはり、初めは社員からの反対もあり、ご苦労もあったと語ってくださいました。
しかし、なぜこういった新しいことにチャレンジできたのか。
また、新しいことにチャレンジできる企業とできない企業
一体どこが違うのでしょうか・・・
一つ大きなことは、本当に会社のこと(今後)を考えているかいないかでは
ないでしょうか。
どんな会社にでも、必ず変わらなくではいけない時期がきます。
それを先送りにして、見て見ぬ振りをする企業、
また傷口に絆創膏を張っただけの処置をとる企業、
もしくは深くメスを入れ悪い部分を全て取り除く手術を行う企業と
対処の仕方は様々だと思います。しかし、この3つでは長期的に見て、
結果は全く違うものになっていくと思います。
今回お話を伺い、感じたことは
チャレンジできる企業、それは痛みを怖がらず、常にやってみる!の姿勢で
さまざまな試みを実行に移せる。また、その行動に会社一丸となってトライ出来る
企業なのだと思います。
現在の痛みのもとをよく理解し、対応できる企業こそ、
新たな考えでこれからの厳しい世界を生き残れる企業なのではないでしょうか。
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