OBT 人財マガジン
2010.12.08 : VOL105 UPDATED
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改革は自社俯瞰から
今回お話を伺ったのは株式会社菱食の中野社長です。
中野社長は社長に就任すると同時に「定量的成長」から「定性的成長」へと企
業の進むべき方向を徹底的に変えてきた。と取材の中で力強く語ってください
ました。
「大量生産、大量販売の時代は終わり、これからはロイヤルカスタマーやロイ
ヤルサプライヤーとの関係をどう築いていくかが重要になってくる」と。
では、どのように変えて行くのか・・・
それは、中野社長も述べているとおり社員の質を高め、企業の体質を変える
ことなのではないでしょうか。
自分たちは会社を変えているつもりで動いているが、傍からみると変わってい
ない企業は意外と多いように感じます。
企業の存続を考え、変革を望む企業。しかし、きちんと自社を俯瞰できている
のでしょうか。また、目先の変化に囚われて、その都度の変更になっていない
でしょうか。
企業を変えるのに一番重要なことは社員が一丸となって改革に臨むことだと
思います。それには、やはり一人一人の思いが重要なのではないでしょうか。
一人では、見えない部分も社員全員が同じ考えで企業を見ると様々な点が
見えてきます。全員で自社についての話し合いを何度も重ねること。
企業の体質を変える・・・
それは、まず自社の体質を全員で一から見直すことから始まります。
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