OBT 人財マガジン

2010.10.27 : VOL102 UPDATED

編集後記

  • 自身の仕事の付加価値とは

    今回、お話を伺ったオイシックスさんでは、社内で組織横断プロジェクトを立ち上げ、
    "参加したい人"を募り積極的にプロジェクトを立ち上げているそうです。


    「部門を超えた交流によって、視野が広がり、また自身の仕事も客観的に見れるよ
    うになる」と話してくださいました。


    お話を伺ったあと、よくよく振り返ると、日常、自分の仕事を終わらせる事に集中し、
    周りの動きが視界に入っていない自分の姿が目に浮かびました。
    加えて、仕事領域の狭さ・・・


    『仕事は与えられるものではなく、自ら造るべきものである』


    同じ仕事を与えられても、個々人の仕事への関与の仕方・捉え方で領域はかなり
    変わってきます。どこまでを自分の領域と捉えるか。自身はどこまでこの事に関与す
    るのかなど・・・


    それには、人とのコミュニケーションも重要性なカギとなって来るのではないでしょうか。


    企業が大きくなるにつれ、他部門とのコミュニケーションが取れなくなるとよく耳にします。


    しかし、他部門だけでしょうか。
    同じ部門内、また、周りの人をどれだけ視野に入れ仕事をしているのだろうか?


    人と積極的に関わる。人に興味を持つ。人の仕事に関心を持つ。
    一緒に働く仲間、その仲間にどれだけコミットメントしているか。
    自分の都合ではなく、周りを見て仕事が出来ているか。
    その関わりなくして、今後、付加価値ある仕事ができるのか。
    顧客に目を向ける事はもちろん重要。しかし、もっと社内にも目を向ける。
    その際の、私の仕事の付加価値とは・・・


    今回のインタビューの後は、このような事を考えながら会社に戻って参りました。


    10月も末、猛暑から秋がなく突然寒くなって参りました。
    皆様、お身体どうぞご自愛ください。

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