OBT 人財マガジン
2010.02.24 : VOL86 UPDATED
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このままでは終わりたくない
今回「この人に聞く」にご登場いただいた
株式会社幸楽苑 新井田社長にお話をお聞きする中
「進学高校でしたから同級生の9割は大学に進んだ中で、
私だけが雨漏りする食堂で一生を終わりたくはない。
その気持ちがあったから、今日があるのです。」
『雨漏りする食堂で一生を終わりたくない』という言葉は
私の中でとても印象的でした。
仕事柄、何かを成した方や壁を越えた方、活き活きと輝いてらっしゃる方々に
お話をお伺いさせていただく機会がありますが、そういった方々のその背景に、
"このままで一生を終わりたくない"という執念のような思いを感じることが多く
あります。
"このままで一生を終わりたくない"という思いはどう生きるかとか、働くという
ことに対する志の高さがもたらすものなのでしょうか。
最近、若手社員~40代の方々のキャリアについてのご相談をいただくことが
増えました。今まで実施された教育内容をお聞きすると、多くの場合
自分の能力やスキルの棚卸
キャリア・プランシートへの落とし込み
などで教育が構成されています。これらも必要な要素だと思うのですが、
どう生きたいのか、自分にとって働くとはどういうことなのかなどについて
本気になって答えを見出すということが、まず、重要なのではないかと思います。
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