OBT 人財マガジン
2009.12.22 : VOL82 UPDATED
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変化の時代に変えない軸
- 変えてはいけないことを明確にし、
それを今後も徹底的に追及していく -
ワタミ株式会社 桑原社長は経営トップを引き継いだ際、
この様な方針を掲げたとの事です。
ぶれない軸の重要性。
これを企業が持っているかどうかは、
人財育成にも大きな影響を与えている様に感じます。
例えば「管理職を強化したいので管理職研修を実施したい」という場合、
「何のために」「どの様な能力を身につければよいのか」
「そのために強化すべき点は何か」という問いに対する
明確な答えは、ほとんど無いのが実情です。
変えてはいけないぶれない軸、
つまり、「我が社が目指すべき方向性」がないまま
(あるいはそれを検討する姿勢がないまま)、
いかなる施策を導入しても、本質的な成果には結び付きません。
変化の時代、変革の時代と言われる今、
「何を変えてはいけないのか」つまり、
突き進むべき自社の方向性を明確にするとともに、
「何を変えるべきなのか」を客観的に精査する事が
求められるのではないでしょうか
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