OBT 人財マガジン
2009.10.28 : VOL78 UPDATED
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商品にプラスαの価値を
年前、突然手のひらに大量の発疹・水疱ができことがあった。
はっきりとした原因はわからなかったが医者の勧めもあって、愛用していたシャンプーの使用をやめたところ
症状がぴたりと治まったことを覚えている。
それまでは全く気にかけていなかったが、以来、肌に触れるものには多少なりとも気を遣うようになった。
モノで溢れている現代。 消費者の"モノを見る目"も厳しくなっている。
様々な業界で"価格破壊"の波が押し寄せているが、対照的に「多少高くても安全な商品を」
という消費者が増えつつあるというのも事実。
環境への配慮も、いまでは商品の価値を決める重要な要素となっている。
ただ安ければよい、品質さえよければよい、という考えでは、もはや消費者の心をつかむことはできないのである。
数ある商品のなかから、"ひとつ"を選んでもらうには
「安さ」プラス「安全性」
「安さ」プラス「品質」
「品質」プラス「エコ」
など従来の商品の選択基準に加えて、プラスαの価値が必要なのだ。
これまで二の次とされてきた消費者の潜在的な需要を、いかに満たすことができるかが
商品売れ行きの鍵を握ると言っても過言ではない。多くの競合商品があるにも関わらず、シャボン玉石けんが圧倒的な支持を得ている所以は
こういった付加価値の多さにあるに違いない。「この人に聞く」の記事へ シャボン玉石けん株式会社 森田社長インタビュー
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