OBT 人財マガジン

2009.04.22 : VOL66 UPDATED

編集後記

  • お客様の"想い"に応える

    この視点から戦略を考える思考を持ち、行動に移せる人財が必要だと語る、
    西川産業株式会社 西川八一行社長。
    こうした人財に対する基準を持ちながら、
    部下をコーチ出来る上司を育成していきたいと語っています。


    その中で、「部下が上司を評価する仕組み」も取り入れた結果、
    そこで出た評価をどう受け止めるかによって上司の在り方を問う、
    といった風土が生まれ、効果として表われているとのこと。


    「上司と部下」


    この関係が組織を形成し、企業を成り立たせている中で、
    この関係の在り方が会社の在り方も左右するかもしれません。


    部下はこうあるべき、上司はこうあるべきといった強い概念が、
    組織形成の中で良い面だけを発揮するわけではありません。


    日々変化する状況の中で、私たち企業に属す社員に何が必要とされるのか。
    西川社長が、今回の「評価制度」において伝えたいこと。それは日々の変化を意識し、
    上司も部下もお互いの在り方を考え直すことが、組織を始め企業において大切であるということ。


    これが正解といえるものがないからこそ、変化に恐れず実行に移すやり方が、
    企業に変革をもたらす重要な心構えであると感じました。
    会社は、お客様があってはじめて存在できる。
    そして必要とされるサービスや価値を生み出すには「社員」が必要です。


    経営は流動的であり、変化を求められる時代だからこそ「こうなりたい」という想いは持ちつつ、
    柔軟に周りを把握出来る眼と、人は人と共に歩んでいるのだという事を
    どんな時も忘れないことが大切です。


    人に対してあきらめない、そんな思いが伝わってくるインタビューでした。

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