OBT 人財マガジン
2008.10.15 : VOL54 UPDATED
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未来思考
今回ご紹介した「この人に聞く(未来工業株式会社:山田氏へのインタビュー後編)
で印象に残った事は、未来に向けたプラス思考。過去を分析して何ができるか(インタビュー記事から抜粋)
考え方は過去の定石や踏襲でなく、常に"未来"。
あるべき姿ではなく、「ありたい姿」が先に在る。それに準じて、社員が自らの責任において「常に考える」状況を
風土面でも制度面でも徹底して作り出している。多くの企業を日々訪問する中で「自律型人財」を求める話をよく聞くが、
現実は管理強化や従来の制約条件によって、立ち行かなくなっている。
実施している教育も同様で、その多くは「過去の分析」である。
「現実の課題解決」と称しても、そのプロセスでは例えば、いかにコストを抑えるか、
短納期化するか等が先に立ってしまい、自らの手によって打ち手を狭めると同時に、
担当する仕事に対する価値さえ薄めている様にさえ感じる。過去と今‐将来 迎えている局面を同一に捉え、無理が生じているのではないだろうか。
従来のやり方がますます通じなくなる中で、"我々であればどうするのか‐"
これからの人、組織の在り方に一石を投じるインタビューだったのではないだろうか。
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