OBT 人財マガジン
2012.02.22 : VOL134 UPDATED
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目標に向かって全力で走ってみる
最近、ある新聞記事に目が留まりました。厚生労働省の調査によると、この春卒業予定の全国大学生の就職内定率は71.9%で、過去最悪だった2010年に次ぐ低水準が続いているようです。つまりいまだに内定のない大学生らが、卒業まであと約1か月にもかかわらず、就職活動を続けざるを得ない状況になっています。この記事から、ある友人の話を思い出しました。「氷河期と言われているほど就職が困難な時代で、就活は本当に大変だった。しかし難しいからこそ、やりがいがある。"糧を捨てて船を沈む"のように、すべてを賭けて、全力でやるしかない。」その後、しばらく会ってなかったその友人から、第一志望企業の内定をもらったという連絡がきました。「汗かいた後の水は格別に美味しいよ」とゴールに辿り着いたような彼女が言いました。たまたま最近読んだ本の中にも、「一度くらいは体力の限界まで仕事をしてみよう」という文章が書かれていました。 ( 《社長のノート》 長谷川 和廣 著)それは、精一杯の汗をかき、努力を積み重ねがあってこそ、成功させるという達成感を味わうことができるということでしょう。ですから仕事にも人生にもどんな些細なことにも、願望を実現するために、全力を尽しましょう。走るなら全力で走ってみましょう。ゴールのその向こう側できっと何かが待っていると思います。