OBT 人財マガジン
2011.10.26 : VOL126 UPDATED
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ハングリーであれ。――ジョブズ氏が残してくれた言葉
2011年10月5日、アップルの創業者であり、経営者としてもカリスマであったスティーブ・ジョブズの訃報が報じられました。ジョブズは世界でもっともイノベーティブな企業アップル社の経営者であり、彼が2005年に、米国スタンフォードの卒業生に贈った言葉「Stay hungry , stay foolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ。)」は、最近再び話題になっています。ジョブズの言葉は一体どういう意味でしょう。アップルの製品から見てみると、例えば2005年1月から販売されたオーディオプレーヤーiPod shuffle第1世代は、他のiPodと違い、液晶画面のないデザインでした。液晶画面をなくしたことで、おしゃれなデザインができ、なお且つ競合他社の同等製品と比べると安くなります。さらにプレーヤーの画面をなくすということはそれまで想像できなかったアイデアです。つまり固定観念を捨てることが、新しい発見に繋がるのだということだと思います。そのほか、アップルではMac OS X、MacBook、iPod、iPhone、iPad...とイノベーティブな商品を次々世に送り出せています。まだ売れるものをわざわざ新しく作り直して売っているのです。今回この人に聞くでお話をお伺いしたブックオフコーポレーション株式会社の橋本様も、現状に満足することなく、常に顧客にとってもっと便利・必要なサービス考えています。ジョブズのその言葉の意味はすなわち、これまでの成功に満足せずに、常にいろんなことに関心を持って、これからの成功を求めようということだと思います。