OBT 人財マガジン
2011.05.11 : VOL115 UPDATED
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記念日の意味について考える
五月に入ると、憲法記念日、みどりの日、こどもの日そして、母の日と次々に休日が登場します。嬉しいばかりが先行し、あまり深く考えていなかった休日ではありますが、今回の連休を機に休日を定めた理由を調べてみました。国民の祝日に関する法律第1条によると、祝日は「美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげる」ために定めていたそうです。ちなみに、日本政府が定めた国民の祝日は、全部15あります。さらに、ウィキペディアで検索してみると、母の日のような「記念日」は、なんと58もあります。つまり平均6日に1つの祝日や記念日が来るという事です。もし誕生日や結婚記念日などの個人的な記念日を加えたら、もっと驚きの数が出てくるかもしれません。記念日とは過去の出来事を思い出したり、その日一日を大切に思ったりする、貴重な日になると思います。『豊かに生きる人生の秘密(ジョン・P・ストルレッキー 著)』という本に、人間が一生で生きる日数は約28200日と記されてありました。限られた28200日の中で、より多くの記念日を自分自身で作れれば、普段何気なく過ごしている一日が意味ある一日に変わるかもしれません。そして、国民の祝日に関する法律で載ったような、より豊かな生活を感じことでができるかもしれません。