OBT 人財マガジン

2009.06.24 : VOL70 UPDATED

OBTカフェ

  • -ポジティブ・アプローチ-

     

    少子高齢化で一人あたりの子供への投資が進む中、ほめて伸ばす教育が浸透しつつある。


    20090624132112.jpg

    先日の某テレビ番組でも特集がくまれ、人財育成にまで及ぶ"ほめる"の風潮。

    とある調査会社では「ほめる覆面調査」というビジネスが始まっている。依頼は特に飲食店などが多く、覆面の調査員が店舗に出向き、店員の接客を監視し良い点・ほめる点を見付け、依頼者に報告するという流れだ。従業員は、その言葉に喜びを覚え、更にクオリティの高い接客を心に誓う。自らの目標を各々が明確に持つことができ、またやる気につながるという。

     

    現代人は、ほめられることに飢えているのか?

     

    サイトでは『ほめられサロン』なるものも登場している。
    名前や性別を入力すると、たくさんのほめ言葉がもらえと、ネットで話題になっている。
    仕事の合間など、ちょっとした息抜きにアクセスする人もいるそうだ。

     

    人財育成について、べルの奥氏はこんな事をおっしゃっていました。

     

     「人財を育てることが、他社と差別化するための最大の戦略」


    大切なのは、みんなが自主的に考えて自発的に取り組む環境を作ることなんです。

    人を成長させるのは、欠点を直すのではなく、小さくても可能性のある貴重な才能の芽を信じ

    自らで発芽出来るだけの肥料を注げるか、なのではないだろうか。