2011年4月アーカイブ

財団法人労務行政研究所の荻野さんから
「組織・風土改革の進め方と人事部門の役割」をテーマに
「労政時報」への執筆の依頼がありました。


このテーマについて、及川に依頼くださった理由をお聞きすると
及川の著書『平凡な人財で非凡な成果をあげる』を読み、
会社や組織、人が変わるということにハウツーや秘策、奇策はない
という考えに共感いただいてご連絡くださったということでした。


仕事柄、様々な企業の経営者・人事に携わる方々からお話を聞く機会の多い
荻野さんも、巷にあふれる"こうすれば会社が変わる"
"風土を変える人事制度"など、ハウツー本などに疑問を持っていたそうです。


我々も、会社や組織、人が変わるためのハウツーや秘策、奇策はなく、
また人が変わるいいカリキュラム、いいツールもないと考えています。


OBT協会を設立し、
様々な企業様と経営改革や組織変革、風土改革等に取り組ませて
いただく中で少しですが、やっと見えてきたものがあります。


今回の機会をいただき、
「労政時報」経営改革における人事部門の役割と取り組みに
解説として執筆させていただきましたので、
ご覧いただけますと幸いでございます。

 

及川の執筆原稿はこちらからご覧いただけます。↓

  <http://www.obt-a.net/rosei.pdf>

3月11日の大震災から1ヶ月、行方不明者の捜索が難航し、復興への道のりも見えず、
原発の問題も山積みの中で起きるM7クラスの余震、いろいろな意味で恐怖を感じています。

一体いつになったら落ち着くのだろう・・・

今回の地震(東京震度5弱)は初めての経験で、その後、多くの事を考えさせられました。
『地震大国日本』などと、TV番組の特集を目にしては「怖い、準備しなくては」
っとその時は思うのですが、数日、数週間経つと「とはいいつつも、まだ大丈夫でしょ」
っと勝手に考え方が変わっていく自分。

また、まだ危機意識があるうちにある程度買い揃えていた防災グッズも、
収納のスペースの奥深くに眠った状態に・・・。
今回の震災を機に、中身を見直してみれば、
あまり深く考えられていない私の防災グッズ達。
他に必要なものがもっとあるのでは。と自分自身に問いかけてしまいました。

もちろん、必ず持って逃げられるとは思っていませんが、
必要な時に使えない、必要な物がない状態では全く意味がありません。
(防災用に用意していた食料もよくよく見ると消費期限がかなり昔に切れているものも・・・)


毎日危機意識を持って。っと言うのは、ちょっと息苦しくなってしまうのですが、
もう少し、今の現状を理解して今何をすべきかを考える必要があると思いました。
それは、いつの間にか危機意識が薄らいでいく自分の能天気さも含めだと思います。

首都圏でも、いつ大きな地震が起こるもか分からない今、
改めて自宅付近・会社近くの避難場所を知りました。

情報社会とは言われていますが、
意外と本当に必要な情報を全く入手していない自分にも気づかされます。

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